いつもご利用ありがとうございます。
インフルエンザは少しづつ減ってきました。胃腸炎、溶連菌、気管支炎のお子様は依然として多い状況です。休日診療所では、成人の新型コロナウイルスをみかけます。
さて、厚生労働省の通達により、外来対応医療機関(いわゆる発熱外来)の制度は3月末で廃止となり、4月以降は通常の医療体制に戻ります。新型コロナウイルス関連の特例も全て廃止になるということは、感染症として全員が一律に特別扱いしなくてもよいとも考えられます。そのため、当院も4月1日以降以下のように診療体制を変更いたします。
1.発熱外来(駐車場検査)の中止と、発熱優先外来の設置
4月以降は、全て院内で診察を行います。呼び出しメールの指示に従い順番にご来院ください。保険証などの事前のLINEへの送信は不要になります。ただし、これまでの発熱外来専用の予約枠は、発熱優先外来として残します。今後また新たな新興感染症が発生した場合、愛知県知事の要請に基づき全ての医療機関は、流行初期から新興感染症の疑似症患者の診察を行うよう法改正があったため、有事にはすぐに対応できるようにするためです。先着順で枠に制限はありますが、高熱で辛いお子様を優先的に診察を行い、かつ非感染症のお子様と時間をずらすことで、院内感染のリスクを軽減するためです。発熱優先外来には枠がありますので、予約がとれなかった場合は、一般診療の枠でご予約下さい。
2・午前の診療時間を元に戻します
午前中の一般診療時間は、8:45~11:45→9:00~12:00に戻ります。(Web予約7:00~11:30)
当日の予約数をみて、予約外来や発熱優先外来を8:45から行うこともあります。
3.感染症検査について
これまでは外来対応医療機関として新型コロナウイルス検査も積極的に行ってきましたが、厚生労働省の方針で発熱外来が終了になるため、治療法がないお子様に対する新型コロナウイルスの検査適応は限られると思います。検査適応は医学的に医師が判断しますので、希望者全員に検査を行うとは限りません。特にお子様のためではなく、職場や園・学校からの要請による検査は正当な理由がない限りお断りしております。自費診療で行う場合は、検査可能です。
4.感染対策について
新型コロナウイルス感染症の特別扱いが終了するとはいえ、院内感染対策はこれまで同様に続けていきます。風邪症状の方は、ご来院の際のマスク着用をお願いします。引き続き、感染症の方と非感染症の方の診察は、時間的・空間的隔離を行います。
5.ワクチン関係の変更
①5混合ワクチンの定期接種化
これまでの四種混合ワクチンにヒブワクチンが加わり、5種になります。
令和6年4月1日時点で生後2か月を迎える方は、5種混合ワクチンがご予約できます。
※4種混合/ヒブの接種歴がある方は、そのまま4種混合+ヒブでご予約下さい。
②小児肺炎球菌ワクチンの切替
令和6年4月1日より、小児肺炎球菌予防接種で使用するワクチンが13価から15価ワクチン(バクニュバンス®)へ切替となります。これまで13価で接種された方も、途中から切り替え可能です。皆様のご予約方法に変更はありません。
③おたふくかぜワクチン接種費用助成スタート(知多市)
令和6年4月1日から、知多市のおたふくワクチン助成(2000円補助)が始まります。それに伴い、知多市かかりつけ様クーポン(おたふくかぜワクチン用2000円引き)は廃止され、併用できません。知多市以外の方のかかりつけ様は、引き続きクーポン割引(2000円引き)で接種いただけます。市から予診票が送られてきますが、任意接種であり、希望されない又は接種済みの方は接種不要です。無料券ではなく助成ですので、差額分の4200円をお支払いいただきます。(クレジット払い可)
④新規ワクチン導入に伴い、これまでの自費ワクチン価格の見直しも行います。
⑤知多市風しんワクチン接種助成事業に引き続き次年度も参加しています。妊娠を予定又は希望している女性及びその夫※、並びに妊婦の夫(助成は1人1回に限ります。)が対象です。
変更点は、多々ありますが、引き続きお子様とご家族の方が通いやすい環境を整えてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。ご不明な点はLINEにてご相談ください。