診療は西洋医学を基本とした日本の標準治療をもとに行いますが、同じ病気でもお子さんの体質や状態が異なり、また変化していきます。小児領域でも漢方薬の研究はすすんでおり、お子さんの状態に合わせて薬を選ぶことで、同じ病気でも処方が異なり、オーダーメイド治療が可能なこともあります。西洋薬か漢方薬かにこだわらず、それぞれの利点を生かし、欠点を補いながら、お子さんの状態を改善するベストな方法を常に追求していきます。以下の疾患について漢方薬が有効な場合があります。
- 長引く咳
- 乳児痔瘻
- 慢性便秘
- アレルギー性鼻炎
- ウイルス性胃腸炎
- 繰り返す中耳炎
- 頻尿・夜尿
- にきび など
漢方薬は苦い、まずいとお考えの方が多いと思いますが、甘い漢方薬もありますし、いろいろな飲み方の工夫もありますので、ご興味のある方はご相談ください。