こどもはよく熱を出しますが、よく怪我もしますよね。
当クリニックは愛知県内でも数少ない小児外科を標榜したこども専門の総合クリニックです。お子さんの小さな怪我や火傷の処置などにも対応いたします。
では、こどもの怪我を診るのが小児外科でしょうか?
もちろんそれもありますが、こどもの病気の中で、手術が必要な病気(骨、脳、心臓以外)を扱うのが小児外科医です。
「こどもはおとなのミニチュアではない」という有名な言葉が示すように、こどもについての専門的な知識をもとに実に多くのこどもの病気を扱います。中には緊急性の高い病気もあり、迅速な対応が求められる場面にも遭遇します。
詳しくは日本小児外科学会のホームページをご参照ください。
http://www.jsps.gr.jp/general/disease
当クリニックでそれらの病気の手術は行えませんが、お子様の病気に手術が必要かどうか、必要ならいつどこで行ったらよいのかをアドバイスさせていただきます。他院や健診で手術が必要かも・・と言われ不安を抱える方、他院で手術をお受けになり、転勤などで通院先をお探し中の方もぜひご相談ください。日常よくみかける病気は以下のとおりです。手術の適応かどうか、手術以外の治療法は無いのかなどもご相談ください。
臍ヘルニア
どこでも行われている臍ヘルニアに対する圧迫療法にも少しコツがあります。圧迫療法が無効であった場合の適切な手術の時期についてもアドバイスしています。臍ヘルニア以外の臍のトラブルもご相談ください。
肛門疾患
こどもにも痔があります。切れ痔、肛門周囲膿瘍、乳児痔瘻などお困りの際はご相談ください。
鼠径ヘルニア
いわゆる脱腸ですが、意外に気づいていない方が多いようです。お子さんの足の付け根が腫れて痛がっている場合はすぐに受診してください。
リンパ管腫
非常に珍しい病気ですが、大学病院では専門的に診療を行っておりましたので、お気軽にご相談ください。場合により局注療法も可能です。
- これは手術時に使う拡大鏡で視野を2.5倍に拡大できます。数ミリの赤ちゃんの腸管を縫うのに使うのですが、私はすべての患者さんにこれをつけて手術してきました。日頃の診療にも、拡大鏡をかけたつもりですべての患者さんを丁寧に診察して参ります。