こどもが日常よく遭遇する病気(発熱、咳、腹痛、下痢、便秘、嘔吐、発疹、喘息、アレルギー など)は何でもご相談ください。
感染症診療
免疫力がまだ不十分な小児期は、いろいろな感染症にかかりやすい時期です。
溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、マイコプラズマ、ヒトメタニューモウイルスなどの主要な感染症については院内で迅速検査を行います。また感染症の重症度判定のために院内血液検査(白血球、CRP)を行っています。これらの検査は、時にお子さんにとってはつらいこともありますが、なるべく根拠に基づいた治療を行い、お子さんが早く元気になるために必要と考えています。
中耳炎
小さなお子さんは中耳炎になりやすいため、発熱や耳痛の訴えがある場合は耳の観察を必ず行っています。ご家庭での耳そうじをお願いします。デジタル耳鏡により鼓膜の状態を撮影し保護者の方にお見せしながら説明しています。中耳炎診療ガイドラインに沿った初期診療を行い、重症例や難治例は近隣の耳鼻咽喉科にご紹介いたします。
画像検査
長引く咳や鼻水、腹痛などに対しては必要に応じてレントゲン撮影を行い診断しています。原因不明の腹痛や体表のしこりに対しては超音波検査も駆使して診断しています。
鼻汁吸引や吸入などの処置にこだわっています
病気を治すのは薬だけではありません。乳幼児期のお子さんは上手に鼻をかめず、鼻づまりにより哺乳がうまくできなかったり、中耳炎の原因になったりすることもあります。ご自宅でも無理のない程度に鼻汁吸引をおすすめしていますが、当院では、やわらかく細いチューブにより、ご家庭では取り切れない鼻の奥にたまった鼻水を吸引しています。鼻づまりで飲みが悪い、口をあけて苦しそうな場合はご相談ください。ご希望の方は処置中に付き添いも可能です。吸入は3種類のかわいい動物と一緒に行えます。お好きな動物を選んでください。これら処置の前には、アニメーションを用いてやり方をご説明しています。